東日本大震災からまだ2年、資料保全活動の現状と課題

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    東日本大震災からまだ2年、資料保全活動の現状と課題

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    2013年度総会・シンポジウム

    「東日本大震災からまだ2年、資料保全活動の現状と課題」

    【開催要領】

    日時 2013年7月6日(土)

    会場 兵庫勤労市民センター

    シンポジウム 13:00~16:30

    【報告】

    奥村弘(歴史資料ネットワーク)「東日本大震災史料保全の現在」

    奥村報告レジュメ

    小林貴宏(山形文化遺産防災ネット)「山形ネットの2年半―変わるもの変わらないもの―」

    小林報告レジュメ

    佐々木和子(神戸大学)「震災資料の保存―阪神・淡路大震災から東日本大震災へ―」

    佐々木報告レジュメ

    【シンポジウム趣旨】

    東日本大震災の発生より2年の月日が経過しました。歴史資料ネットワークでは発生直後より、被災地をはじめとする全国各地の資料ネットワークと連携しつつ、被災資料の救済・保全活動に取り組んで参りました。また2011年4月以降は、文化庁の提唱によって結成された「被災文化財等救援委員会」の構成団体となり、全国の歴史資料・文化財関係者とともに「文化財レスキュー事業」へ参加いたしました。

    全国規模で展開された文化財レスキュー事業ですが、2013年3月末で救援委員会は解散となり、被災地の資料保全活動は新たな局面を迎えようとしています。被災地には現在でもなお救出すべき資料が存在するばかりでなく、今後の復興事業の展開にともなう家屋や蔵の解体・修理の進展により、救出すべき資料はさらに増大することが予想されます。また救出した資料についてもクリーニング等の保全処置が続けられています。そのなかでは、各地それぞれ固有の方法と担い手によって、資料保全が担われています。東日本大震災の被災資料をめぐっては、今後、こうした各地の実情に即した支援を続けていく必要があります。

    一方で、総務省と国立国会図書館による「東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)」が2013年3月に公開され、また被災地の図書館をはじめとする資料保存機関が大震災の記録を後世へと残す取り組みを開始するなど、東日本大震災の「震災資料」をめぐる動きが盛んになっています。歴史資料ネットワークでは、阪神・淡路大震災以来、震災資料の収集・保存と活用をめぐる様々な取り組みを行なって参りました。そうした点より、これまでの震災資料をめぐる知見を、東日本大震災の震災資料の保存と活用に向けて活かすことができないかと考えます。

    以上の点をふまえて、今年度の総会シンポジウムでは、「東日本大震災からまだ2年、資料保全活動の現状と課題」と題し、今なお継続されている東日本大震災の現場を知り、関西からの支援のあり方を考えてみたいと思います。

    シンポジウムでは、まず歴史資料ネットワーク代表・奥村弘が、東日本大震災被災地で行われている各地の資料ネットの活動の現状についての報告を行うとともに、具体的な取り組みについて、山形文化遺産防災ネットワーク事務局の小林貴宏氏よりご紹介いただきます。山形ネットは被災地に最も近い場所にあって、震災発生直後より資料救出の直接的な支援を実施するとともに、県内の大学等とリンクしつつ、市民・学生ボランティアが主体となって救出された被災資料のクリーニング作業を継続的に行なっています。山形ネットの取り組みを知ることにより、専門家だけではなく、社会全体で歴史資料を守り、伝える方法や意義について、考えてみたいと思います。

    また、震災資料の収集・保存と活用をめぐっては、阪神・淡路大震災以来、震災資料の問題に取り組んでこられた、神戸大学地域連携推進室の佐々木和子氏よりお話いただきます。現在「人と防災未来センター」に保存されている震災資料群のもととなる、兵庫県による震災資料収集事業に携わり、その後も「震災・まちのアーカイブ」などの活動に関わりながら震災資料に関わってこられた佐々木氏より、阪神・淡路大震災以来の経験をふまえた、東日本大震災の震災資料の収集・保存と活用のあり方についてご提言いただきたいと思います。

    歴史資料ネットワークHP http://siryo-net.jp/

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